CBT PLUS
“CBT PLUS”はコンピュータを利用して試験や演習を行う、学習支援システムです。
従来の紙主体・手作業での試験や演習に代わり、コンピュータを利用して試験や演習を行うシステムです。
いつでも、どこでも、何度でも繰り返し学習することで、効果的かつ効率的な学力向上が期待できます。
一般的なコンピュータによる学習支援システムの中で試験、演習を行うものには「CBT」と「e-Learning」があり、試験を行うものを 「Computer Based Testing 略してCBT」 と呼び、演習を行うものを「e-Learning」と呼びます。
一般的に実施される試験には
- CBT(Computer Based Testing)
- IBT(Internet Based Testing)
- PBT(Paper Based Testing)
また、「CBT(Computer Based Testing)」と「IBT(Internet Based Testing)」はどちらも「コンピュータを使って実施する試験」です。
一般的に「CBT(Computer Based Testing)」は試験会場に設置されたコンピュータを使って行う試験、「IBT(Internet Based Testing)」は自宅や職場、個人のスマートフォンなどを使って行う試験というように区別されます。
CBT PLUSは「CBT(Computer Based Testing)」と「IBT(Internet Based Testing)」の方式の試験にも対応しています。
・CBT PLUS は株式会社システムトラストの登録商標です。
CBT、IBT(試験)として活用した場合
従来の試験(主に紙主体) | |
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問題作成手動で問題や問題集を作成します。問題集を印刷、運搬、保管します。 | |
試験実施問題集は手動で配布され、手動で回収します。受講者は手書きで回答します。 | |
採点・集計採点・集計・分析を手動で行います。 |
CBT PLUSの活用による 改善 | |
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問題作成/試験実施登録済の問題から自動的に問題集を作成します。問題集の印刷、運搬、保管は必要ありません。 問題集の配布、回収の必要はありません。 受講者はコンピュータ上で回答します。 | |
採点・集計コンピュータで自動的に採点、集計、分析を行います。 |
e-Learning(演習)として活用した場合
従来の試験(主に紙主体) | |
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問題作成演習問題の準備、作成を手動で行います。 | |
演習実施受講者は手書きで演習します。 |
CBT PLUSの活用による 改善 | |
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問題作成登録済の問題から演習用問題を作成します。利用者は弱点克服や重要項目の演習問題が自動抽出できるので自分にあった学習ができます。 | |
演習実施利用者はコンピュータ上で演習します。いつでも、どこでも、何度でも演習できるので効率的に学習できます。 |
CBT PLUSのメリット
CBTやe-Learningを利用した場合のメリットは以下の通りです。
コストの削減
- 印刷・運搬・保管などのコストが削減できます。
- ペーパーレス、インクレス化で環境保護にも寄与します。
作業負荷の軽減
- 問題や解説などの資産が有効活用でき、問題作成の時間短縮や質を高める事ができます。
コンピュータで採点、集計、分析などが自動ででき、作業負荷が軽減できます。 - 教師は煩雑な作業(問題作成、採点、集計、分析)から解放され、本来の業務である研究や指導に時間を割くことができます。
教育内容の充実や教育者の質向上が期待できます。
学力の向上
- 紙では実現できない、多面的で奥行きのある教育効果が期待できます。
- 教育内容が充実することで、学生の勉強に対する意識向上につながります。
CBT PLUSの特徴
オリジナル問題が作成可能
-
オリジナルで自由に問題を作成できるので、追加費用をかけてコンテンツを購入しなくても運用が可能です。
・問題文に画像、音声、動画、数式を挿入できます。
・問題蓄積バンクから類似問題を簡単に作成できます。
学内LMS(Learning Management System)との連動が可能
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CBT PLUSで実施した本試験の集計結果を、学内のLMS(Learning Management System)などの成績管理システムと連携できます。
既に多くの学校で成績管理システムに連動している実績がございます。
低コストで構成・運用が可能
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CBT PLUSは、多種多様なOS、ブラウザに対応しております。
詳細につきましては、お問い合わせください。
高い保守性を実現
- 停電や通信障害があっても初期化されず、復旧後もテストや演習を続けることができるため、脆弱なインフラ環境でも高い保守性を実現します。
高い教育効果が期待できる
- 弱点克服や重要項目の反復などの学習が容易なため、効果的な学習が期待できます。
- タブレットやスマートフォンを利用し、いつでもどこでも学習が可能なため効率的な学習が期待できます。
高い操作性を実現
- 問題作成時にMS-Wordが、試験・演習結果の集計や分析にMS-Excelが使用できるので、特別な操作の習得の必要がありません。
高い汎用性を実現
- 本システムは試験や演習を実施するための仕組み(外枠)と試験、演習問題(コンテンツ)で構成されています。
コンテンツを入れ替えることで、さまざまな分野の試験・演習に対応できる、高い汎用性をもちます。
提供可能CBTコンテンツ
現時点の提供可能CBTコンテンツ以下の通りです。
それぞれのコンテンツは予備校・出版社と提携して作成しているので、非常に精度の高いものになっています。
今後も各方面のCBTコンテンツを随時追加予定です。
医学部向け
- 医師国家試験過去問題(16年分)
薬学部向け
- 薬剤師国家試験過去問題(18年分:解説付き)
- 薬剤師国家試験対策オリジナル(2,000問:解説付き)
- 薬剤師共用試験対策オリジナル(4,600問:解説付き)
歯学部向け
- 歯科医師国家試験過去問(10年分)
作業療法士・理学療法士向け
- 作業療法・理学療法士国家試験過去問題(10年分)
獣医師向け
- 獣医師国家試験過去問題(10年分)
システムイメージ
- 問題を作成します。システムの問題データベース(DB)に登録します。単問登録とMS Wordファイルからの一括登録が可能です。
- 問題DBから問題を抽出して問題集を作成します。問題を1つずつ選択して問題集に登録する方法とあらかじめ設定した抽出条件による自動登録が可能です。
- 問題集を利用者に配信します。問題の印刷や配布の手間が省けます。
- 利用者が試験を実施します。
- 採点、評価、分析を行い、フィードバックを行います。自動的に採点を行います。試験結果をレーダーチャート等に表示する事によって学力の状況が視覚的に把握できます。
- 利用者が演習します。弱点だけを集中的に演習を行うなど多彩な演習が可能です。解説等を参照できます。 また、各問題の解説を参照することで、不正解分に関する理解を深めることができます。
※ 4~6のサイクルを回すことで、採点・評価・分析・対策等のPDCAに寄与します。また、学力向上につながります。
既に国内で10校以上の大学や企業でお使いいだいております。
また、日本語以外の言語でも運用ができますので、海外でお使いいただくことも可能です。
サーバー設置方法
サーバーの設置場所、運用によって方式を構築方法を選択することが可能です。
- オンプレミス方式
既設のネットワーク内のサーバーにCBT PLUSを構築する方法(企業内サーバ、学内サーバ)
- クラウド方式
ホスティングサーバ(レンタルサーバ)事業者が提供するVPS(バーチャル・プライベート・サーバ)サービス環境等にCBT PLUSを構築する方法
お問い合わせ
CBT PLUSに関する疑問点、デモのご希望等は、下記までお気軽にお問い合わせください。
CBT PLUSにいくつかの機能が追加されたシステム「SmartTEST」もございます。
是非こちらのシステムもご検討いただけますと幸いです。
登録商標について
登録商標・商標をはじめ、当社サイトその他カタログ、マニュアル等に記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。なお、本文および図表中では、「TM」、「®」は明記しておりません。